岐阜県は、県土の8割を森林が占め、森林率は全国2位であり、「岐阜県民の歌」にも「岐阜は木の国 山の国」とうたわれている森林県です。その森林は、都市部近郊の里山から飛騨地方の3千メートル級の山々まで多様で変化に富んでおり、森林空間を活用した新たなサービス産業を推進するうえで高いポテンシャルを持っています。
また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大や人々の健康志向の高まりから、屋外の活動に興味関心が集まっており、キャンプや野外教育活動、自然を活かしたサテライトオフィス、移住定住等が注目されています。さらに社会のデジタル化が進めば進むほど、人の五感でリアルに自然を体験することへの社会的必要性とニーズが高まっています。
一方、山村地域では、第一次産業を中心に産業の停滞や若者の流出が続いていることから、山村地域の振興を図ることが不可欠です。
このため、豊かな価値を有する森林空間を健康、観光、教育等の多様な分野で活用することで、山村地域に新たな雇用と収入機会を生み出す森林サービス産業の育成に取り組む必要があります。
そこで、県内の森林サービス産業に関わろうとする民間事業者が中心となり、行政機関などと連携し、岐阜県の大切な資源である森林空間を活用した産業の成立に向けた行動を起こすため、「ぎふ森のある暮らし推進協議会」を設立しました。
ぎふ森のある暮らし推進協議会では、次のような事業を行っています。
会員交流会、マッチングセミナーの開催
会員の活動フィールドの見学やプログラム体験、意見交換などの交流会を開催しています。
企業や自治体と森林サービス産業とを繋ぐマッチングセミナーを開催しています。
セミナー・勉強会の開催
県外などの先進事例を学ぶ、会員向けのセミナーや勉強会を開催しています。
ぎふ森フェスの開催
県内の森林空間を活用して、森林浴や森ヨガ、森林アスレチック、E-バイク、木工クラフトなど、森の体験プログラムを提供しました。
一般会員
行政会員
賛助会員